
サッカー選手、いやアスリートにとって良い睡眠を取ることは、疲労回復の促進、良いパフォーマンスに繋がるのは皆さんもお分かりになると思います。
ですので、トップアスリートの多くは、寝具(マットや枕などに)や寝室にこだわっていたりします。
やはり、自分の身体にあったもので眠るのが、1番の疲労回復になりますからね。
良い睡眠=身体作りの基本
皆さんの場合も基本的には、遠征=バス移動となることがほとんどだと思います。
海外に出て感じますが、日本みたいにあれだけ日本全国に鉄道の交通網が発展している国は、世界でも極稀です。
私は、昨年所属していたタイのクラブ、以前所属していたイングランドのクラブでも遠征は全てバスでの移動でした。
資金力があるクラブでは、国内での飛行機移動や鉄道での移動ももちろんあります。
特に、海外での遠征となりますとバスで2〜3時間程度のものではなく、日本のようにきちんと舗装されていない道を7、8時間以上、下手すると10時間以上の遠征もざらにあります。
その為、長時間の移動で
「いかに疲労をためないか、睡眠が取れるかが鍵」
となります。
アスリートにとって寝不足は、筋肉を硬くすることによって肉離れなどの怪我のリスクの上昇や他にも様々な悪影響がでます。

「いつでも、どこでもすぐに眠れる人」
これは、実は海外で活動する人にとって大切なスキルの1つだと私は感じています。
私自身は、乗り物での睡眠がほとんどできない人なので、長距離のバス遠征やフライトは過酷を極めます。
何せ、イギリス〜日本でのフライトでもほとんど一睡もできないで、DVDを見続けているタイプの人です。
慣れたら寝れるようになるという話も聞きますが、私自身まったく改善されませんでしたので、こればっかりは体質の問題だと私は思っています。
特にタイにいた当時は、そのスキルを持っている人が羨ましくてなりませんでした、、、(笑)

日本代表クラスの世界で活躍する選手は、シーズン中に何度も日本(アジア)〜ヨーロッパを移動しなければなりません。
ヨーロッパからですと、フライトが約10時間コースになりますし、さらにそこに時差(約8時間)も相まってきますので、コンディション管理は本当に大変になります。
イギリス滞在時にレスター対サウサンプトン戦を観に行ったのですが、その試合がちょうど代表ウィークの明けた後だったのでほとんどの選手(特にアジア・アフリカ圏)のコンディションは最悪。
後半からはお互いにまともに走ることができず、ただロングボールの蹴りあいみたいなサッカーになってしまいました。
いかに、設備やスタッフが整っている、プレミアリーグで活躍する一流選手でもこれだけパフォーマンスが低下するのかと改めて実感する試合となりました。
よく、代表戦であまり活躍ができないヨーロッパ組を酷評する人もいますが、実際にその移動の辛さを経験したことがない人も多いと思います。
一度でも経験すると、日程の関係で直前合流して活躍しろというほうが酷だということがよくわかると思います。
まあ、それでも活躍をしてしまう訳ですから、ヨーロッパ組の選手は本当に凄いと思います。

ですので、いつでもどこでも眠れるスキルを持っている人はもしかすると海外で働くのが合っているかもしれませんね!!
皆さんのなかで、乗り物・移動の際で寝れる良い方法やアドバイスがありましたら、是非とも教えて頂けると助かります。
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