運動神経(技術・スキル)は遺伝なのか、、、?

 

サッカーのみならず、あらゆるスポーツの現場でよく言われる、

「あの子はセンスがある!」
「運動神経が良い!」
といった言葉。

確かに、スポーツを行う上で評価の対象となることが多いのは、
「上手さ」と「強さ」の二つの物差しが多いと思います。

日本の場合は強さは持って生まれたもの!外国人には敵わないから別の分野で勝負すべきだ!と逃げてしまいがちな部分でもあるように感じます。
事実、強さに関しては遺伝的な部分も非常に大きく関係してきます。
詳しいことは今回は割愛させてもらいます。

そのため、多くの方が「上手さ」を主に評価の対象としていることが多いのではないかと思います。
では、その上手さを獲得するために必要な要素とは何なのかについて書いていきたいと思います。

そもそも「上手さ」とは何なのでしょうか?

 

私達がワールドカップなどを観戦していて、トップ選手の華麗なボールコントロール、見事なシュートなどを見て思わず、私たちに芸術的な感動すらも与えてくれることがあると思います。
ですが、私達が日常的に使っているであろう言葉、

「スキル(技能)」と「テクニック(技術)」

について皆さんきちんとした理解はお持ちでしょうか?
まずはこの言葉についてもきちんと理解しておくことは、スポーツをする上でも非常に重要になってきます。

 

スキル:熟練された、巧みな動作を実行するために必要な能力
→例)自分の持っている技術を生かすこと。英語が話せる→通訳をするなど

テクニック:ある目的を達成するために定型化され、自動化された行動様式
→例)受験生が問題を解く、得点を稼ぐためのノウハウなど

 

つまり、テクニックは方法・手段であるということ。

スキルの高いとは、身体が目的にあった動きをするように身体機能を調整する能力(随意的:自分の意志でコントロールできる)が高い人のこと。

 

スキルの構成要素とは何なのか?
①状況把握能力
→動作を目で見て理解する、または目的地・対象物の認識などの視覚の部分
つまり、身体に入力をする能力。

(1)視覚認知:静的に相手や自分の位置やボールの形などを認識する能力
動的に       〃

(2)運動感覚:自分の身体運動を認知する能力
→自分の身体がどう動いているか、動かせているのかを客観的に認知できていること。この部分ができる選手はうまい選手に多く、またイメージ能力が優れていることが多い。

(3)予測:読みやカンと言われる相手や物体の動きを予想る能力

 

②正確さ
→動作を正確に行う、再現する能力
つまり、身体から出力する能力

(1)ポジショニング:技術動作にかなった身体の動き、思った通りに身体がコントロールできる能力

(2)グレーディング:状況に合わせた動きの発揮、動きの強さをコントロールできる能力

(3)タイミング:適切な時に適切な反応、身体が動かせる能力

(4)リプロダクション:同じ状況ではつねに同じ動きができる能力

上記のような要素を中心に構成されています。
皆さんこれらの要素はご存知でしたでしょうか?
まあ、ほとんどの人が無意識に行っていて知らないと思いますが、、、
スキルの習得にはこれらのいくつもの要素が含まれているのです。

 

私達が行う「運動」とは下記のような経路を辿って実行されています。

感覚器(目・耳など)→感覚神経→脳→運動神経→運動(筋肉)

ですので、運動神経の良い人・スキルの高い人というのは、
ある動作を反復練習することによって、その回路がどんどん自動化されていって、処理のスピードが速い人。

運動は身体で覚えているのではなく、「脳」で覚えるもの!

つまり、スポーツでのスキルは遺伝的な影響というよりかは、
後天的な影響のほうが大きく影響している

ですので、皆さんセンスが無いからと諦めずにちゃんと反復を繰り返しましょう!
スキルの説明にも書きましたが、スキルの習得には入力する(視覚・状況把握)ことも非常に重要になってきていますので、まずはうまい選手の映像、その状況の場面の映像などを繰り返し見てインプットすることです!

あくまで私個人の意見となりますが、日本のサッカーの子供達はヨーロッパの子供たちと比べると”圧倒的”にサッカーを見ている時間が短いです。
ですので、まずはサッカーを見ることが何よりも大事です!!

 

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