守備の時の構えの姿勢について・・・

 

よく、「DFの際にどうしたらうまく対応できるのか?」など聞かれることがあるので、今回はそちらについて色々と考えていきたいと思います。

 

まず、守備の時の構えの際には、
素早いスタートができ、かつ無駄な動きが少なくスムーズに次の動作に入ることのできる姿勢を取りましょうみたいに言われることが多いのではないでしょうか?

つまり、「相手の動きに素早く反応できること」
が大事になりますよね。

 

その構えを取る際によく聞くのが、
①腰を落として(重心は低く)、足は肩幅程度に広げる。
両足を横に並べないで、すこし前後へずらすようにする。
両膝は伸ばしたままにしないで、軽く曲げて立つ。
などの三点などが多いのではないかと思います。

確かに、足を広げすぎると支持基底面が広がり、動き出しが遅れてしまうので、あまり広げすぎず自然な形で自分が最も動き出し易い幅にするのが良いと思います。

では、①についてはどうしたらよいのか?

皆さん、よく「パワーポジション」という言葉を耳にすることも多いと思います。
ですが、私のところに来る選手などに、パワーポジションの構えをしてもらって、その場で素早くステップを踏んでみてというと、
多くの選手が足が速く動かせないですと訴えます。(特にバスケには多い印象、、、)

そもそも、なぜパワーポジションをとるかと言うと、
静止した状態から素速く反応し即動き出せる、力を発揮できる
ための姿勢(構え)にするため。

 

そういう選手の多くが、パワーポジションの際に上体が前方に倒れ気味になっていて、特に前に足がでない・出にくい状況になっていることが多いです。

普段の構えの段階からそのようになっていると、本番などで力んだりしてしまうと、より力が入ってしまって足が出にくくなってしまうことなどは容易に想像できたりしますよね、、
これではせっかく動きやすくするために構えたのに本末転倒ですよね、、、

さて、前置きなどが長くなりましたが、こちらの動画をご覧ください。
アメフト選手の素晴らしいDFになります。皆さんこの動きをぜひ参考にしてみてください。

 

1対1のディフェンスの時に相手のリアクションに合わせて、ギリギリまで背筋を伸ばして腰を高い位置に保ったままの素晴らしい対応。
また、腕の脱力具合にもご注目ください。
ほぼ、力を入れずにプラ~っとしているのがお分かりになると思います。
腕(末端)に力が入りすぎると体幹の動きが大きく制限されたりします。
→これについてはまた後日別の内容で触れたいと思います。

 

DFの上手の選手に共通することは、
構えた時に背中が伸びていること。

 

サッカー界だとやはりこの人が現在だとトップクラスになるのかもしれません。チェルシーのカンテ選手になります。

こちらは座った状態ですが、このまま少し立ち上がった姿勢がおそらく守備の際の構えとなるはずです。
この背中が真っすぐに伸びている状態=骨盤が適切に前傾し、その土台に上半身(背骨)がスッとまっすぐきれいに乗っている状態です。

そして上体が起きているので、頭の位置が下がらず、目線も下がらないので、相手から目を離すことなく動けるので、相手のカットインなどの動作にも瞬時に対応ができるようになるはずです。

 

腰を落とすのは構わないと思いますが、日本人選手に多いのがその際に一緒に骨盤が後傾してしまほど落としてしまうことです。
そうする
と、重心が後ろへ行ってしまうので、身体は自然と平衡感覚を保とうとして背中を丸めて前へ屈もうとします。


骨盤が後傾した状態ですと、どうしても猫背の姿勢になりがちです。


猫背になってしまうとどうしても素早い動きをする妨げになります。
皆さんも実際に猫背と普通の姿勢の際に足の動かし方などを体感してみましょう!

大事なのは、両足がいつでも動けるようにフリーな状態を保つこと
身体の重心の移動に足が後からついてくるようなイメージ。

今一度、自分のDFの際の構えなどを写真や動画に撮ってみましょう。
自分の構えはどのようになっているのかを客観的に見ることも非常に大事なことだと思いますし、それが自分の頭のイメージとはかけ離れているのかどうなのか、違うならどう修正するのかを考えることが最も大事になると思います。

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