それではまずは阪大生の方々の勉強の過程を見ていきましょう。彼らのような頭の良い人とトップレベルのアスリートがどう繋がるのか??
まず彼らの過程としては、
①なんとなく勉強→②テスト→③復習→④新分野の知識の勉強→⑤テストというサイクルを忠実に行っています。
やはり勉強などにおいて理解を深めるために最も大事なことは、 実践した後に間違いなどを「復習する」ことだと思います。
「なぜ間違えたのか、自分はどこが理解できていなかったのか」を知ることは大事。
このごくごく当たり前かつ最も基礎的な部分をきちんと行えているかどうか?
でやはり大きな違いが生まれると思います。
お次はアスリートの上達の過程について見に行きたいと思います。
①まずお手本を見る(イメージ作り) ↓ ②とりあえずやってみる(真似る) ↓ ③動画等で見返す(復習) ↓ ④再度お手本を見たりして違いを考える(整理・再思考) ↓ ⑤やってみる というのが上達の流れだと思います。
ですが私の経験上にもなりますが、 ③、④の自分のプレー(良い、悪い含め)や動きを動画等で見返して次に繋げるという部分が アスリートの方でも(特にサッカー界)意外と軽視されている、または実践されていないことが多いです。 (先ほどの勉強の例でいうなら「復習」の部分の行為になりますよね。) 日本の場合はこの復習の過程(③・④)をスキップしてまた同じ行為を練習する、または次のことに行ってしまうことが非常に多いと思います。皆さんも意外と自分が実際にはどう動いているのかをわかっていないということは多いと思います。
頭でイメージしていた動きと実際の動きを擦り合わせる、
イメージと違った場合はどこが違うのかを考えることは上手になるためには必要不可欠な要素だと思います。
私も普段のトレーニングセッションでは動きを撮影して、
選手に見てもらう→話し合いをするという部分はかなり意識して行っています。


私がお会いしてきたトップアスリートの選手達は自分の練習の動画や自分・他人の試合を本当によく見ていました。 (トップレベルは練習も撮影し、共有・確認できるソフトを使っていたりもするので、当日または翌日等によく確認していました) おそらく動画を見て動きの違和感を感じたり、イメージと違っていたのを認識したり、思い通りに動けていたなどの確認をされていたり、新たなインスピレーションを得ていたのだと思います。 またトップレベルの選手にもなると自身の試合のプレー動画などは多くのSNSやサイトなどで アップロードされていることも多いので、自然と見返す機会がアマチュアレベルの選手よりも 圧倒的に多いので客観的に見返す機会も多いと思います。 この見る量の多さ・経験値と実際の競技力のレベルは比例してくると私は思っています。 (これをしなくて常に凄いプレーをできるかたは天才・才能がずば抜けていると言われるのだと思います) このコロナの期間に多くのサッカーのトップアスリートがトレーニング動画等をアップしているのか? というのを考えてみました。 私はこの理由はブランディング等の理由だけではないと思っています。ではトップ選手はこのサイクルを守っているのか…??
https://www.instagram.com/p/B-50P5zBkR-/?utm_source=ig_web_copy_link (小野伸二さんの投稿より参照)
https://www.instagram.com/p/B_Prf8tDnDN/?utm_source=ig_web_copy_link (カルバハル選手の投稿より参照) 例えば小野伸二選手やカルバハル選手がこのようにアップロードされている動画になりますが、 トレーニングの様子を常に撮って振り返り・客観的に自分の動きをみるという行為が 当たり前に身についている、投稿する際も見比べて一番良いものを選んでいたりすると思います。 こういう行為が自然になっているからこそトップレベルでプレーをしているのだと思います。
私の個人的な意見ですが、見返す機会が少ない選手は、プレーや身体の使い方の際の感覚的なことを言語化するのが苦手なことが多いです。 競技レベルが上がる人ほど言語化がうまくなるのは見返す機会も多いからだと思います。
この難しい期間だからこそ、皆さんもまずはご自身の動きを 「撮影する・見る・確認する・修正する」というシンプルなことを実践してみるのはいかがでしょうか??
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